働きやすさは管理薬剤師で決まる!注意すべき管理薬剤師の特徴

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調剤薬局に転職をする際、どんな条件を一番大切にするでしょうか。

お給料や仕事内容、交通の便など重要視する部分は人それぞれだと思いますが、その中でもとにかく人間関係や職場環境の良さを大切にしたいというのは、ほとんどの人が共通して持っている条件だと思います。

いくらお給料が良くても、仕事内容が気に入っていても、人間関係の良くない環境で働くのはとても苦痛ですよね。

そして、仕事を辞める理由のランキングでいつもトップに上がるのがこの「人間関係の悪さ」であるという事実からも、働くうえで人間関係がいかに大事かは明らかです。

 

今回は、保険薬局内の人間関係を最も左右するであろう管理薬剤師にスポットを当て、どのような管理薬剤師に注意すべきかについてお話していきます。

転職前に見極めるのはかなり難しいことではありますが、この記事が、転職前後に管理薬剤師を評価するヒントになれば嬉しいです。

また自分が管理薬剤師になる時にもどのような点に気をつけたらよいかという観点で参考にしてみてください。

 

注意すべきポイントその1:挨拶ができない・愛想がない

社会で働く者として、挨拶や愛想が大事だということは言うまでもありません。

社会人としてというよりも人間として「挨拶ができる」、「愛想が良い」というのは基礎的な部分ですよね。

ましてや保険薬局というのは病気の患者さまを応対する医療機関なのですから、明るい挨拶や笑顔がどんなに重要かは患者さまのことを思えば簡単に分かることだと思います。

 

しかし残念ながら、挨拶を満足にできない管理薬剤師も中にはいます。

他の職員が明るく挨拶をしても、笑顔で挨拶をしている人を不思議そうな目で見て自分は何も言わずに更衣室に直行してしまったり、挨拶をしているつもりでも声が小さくていつも下を向いていたりという人に出会ったことはないでしょうか。

 

もしも薬局のトップが挨拶をろくにできない人だとしたら、その保険薬局の職場環境は良くない可能性が非常に高いです。

挨拶ができない人に人をまとめられる力や良い環境を作る力があるとは思えないからです。

 

注意すべきポイントその2:トラブルが起こった時に自ら対処しようとしない

もしも窓口で怒鳴っている患者さまがいたら・・・

もしも電話で苦情を言い続けている患者さまがいたら・・・

 

これらは調剤薬局ではよくある光景ですが、問題が起こったら薬局の管理者である管理薬剤師が率先して前へ出て、患者さまに納得をしてもらうために謝ったり説明をしたりするのが当然ですよね。

役職のついている人から謝ってもらうことでトラブルを抱えている患者さまが納得することもよくありますし、薬局と患者さまの間に生じた問題を解決する目的も管理薬剤師手当には含まれていると思いますので、管理薬剤師が自ら問題を解決しようとすることは患者さまにとっても職員にとっても望ましいことと言えます。

 

ですが、怒鳴っている患者さまが怖いからといって、他のベテラン職員にすべて任せてしまって自分は調剤室の奥に引きこもってしまったり、電話口で苦情を言い続ける人への応対がめんどくさいからといって他の職員に頼んでしまったりする管理薬剤師がいたとしたらどう思うでしょうか。

周りの職員たちの上司に対する信頼感がなくなってしまい、良い職場環境を作るどころではありませんよね。

きちんと責任をもってトラブルを対処しようとする管理薬剤師の姿勢は、良好な人間関係を作るうえで欠かせません。

 

注意すべきポイントその3:自分のやりたくない仕事を人に押し付ける

たとえば、管理薬剤師が処方数の多い処方箋をあからさまに手に取らなかったり、長期処方の一包化の監査を置きっぱなしにして誰かがやってくれるのを待っていたりしたとします。

この自分のやりたくない仕事を人に押し付ける行為も職場環境や人間関係が悪化する大きな原因の一つです。

 

管理薬剤師ではない職員がもしこのようなことをすれば、管理薬剤師または副管理薬剤師から注意されますが、もし管理者当人がめんどくさい仕事を避けても誰も注意できません。

そしてその結果、職場環境が改善されないまま、職員の不満や不信感が募ってしまうのです。

自分たちよりもお給料が高いであろう管理薬剤師からめんどくさい仕事を常に押し付けられたら、その不公平感から働く意欲さえなくなってしまう恐れもありますよね。

保険薬局のトップとなる人にはやはりリーダーシップたるものを持ってほしいものです。

 

転職前に職場環境を見分ける方法とは?

ここまで注意すべき管理薬剤師のポイントについてお話してきましたが、そのほとんどが転職後に分かることで転職前にこれらすべてのポイントをチェックするのはむずかしいのでは?というのが実際のところなのではないでしょうか。

本音を言えば、できるだけ転職前にチェックをして職場環境の良い薬局へ転職したいですよね。

次の項目では転職前に環境を見分ける方法をいくつか紹介していきます。

 

事前に転職エージェントに管理薬剤師がどんな人か聞いてみる

私がいつもしているのがこの方法です。

転職エージェントは、私たちにその保険薬局を紹介するずっと前から管理薬剤師とコンタクトを取ってきていますので、管理薬剤師やエリアマネージャーがどのような人柄かよく知っていることが実は多いのです。

 

以前、保険薬局への転職を決めた時に転職エージェントの担当者に「この薬局の管理薬剤師やその上司はどのような人ですか?」と聞くと、「何年も連絡を取っていますが、どちらも責任感があって話の分かる人ですよ。」と教えてくれました。

また、職場環境に問題のある保険薬局において、そこで働いていたことのある薬剤師から転職エージェントの担当者がその問題点や苦情について聞いている場合もあります。

 

つまり、転職のプロであるエージェントは、一般の私たちでは知ることのできない情報を沢山持っているということです。

たしかに、職場環境の問題となりますと詳細が分からないことも多いでしょうが、耳寄り情報も聞けたりしますから聞いて損はないと思いますよ。

 

社員が楽しそうに働いている

管理薬剤師の感じが良いか、挨拶ができるかということを面接時にチェックするのも重要なポイントですが、実は保険薬局で働いている管理薬剤師以外の薬剤師の様子を見ることもとても大事です。

職員が楽しく働けている薬局は良い雰囲気が伝わってくることも多いでしょうし、薬局の雰囲気から「ここなら心地よく働けそう」または「ここの雰囲気は自分には合わないかもしれない」と直感的に感じることもあります。

 

もちろん、実際に働いてみると第一印象と違ったということもありますが、私の経験では最初に違和感を感じた職場は、実際に働いてからも問題が絶えないことが多かったです。

最初に薬局全体の雰囲気を見て、自分の勘を信じてみることも大切なように思います。

 

まとめ

今回は、良い職場環境で働くためのチェックポイントとして管理薬剤師のことを中心にお話してきました。

働きやすい職場を転職前から見つけるのは難しいですが、この記事が少しでも役立ってくれたらと思っています。

 

記事の中では、管理薬剤師の良し悪しを見極めるための項目としていくつか挙げてきました。

でも実はこれはこれ、自分が管理薬剤師になった時に注意しなければいけない点でもあります。

管理薬剤師は、調剤薬局の顔です。

その人の考え方や行為によって薬局の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。

そのことを転職する際も、管理薬剤師に昇進する際も忘れずにいていただけたらと思います。

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