「薬剤師同士の結婚」世帯年収1200万超えの驚きの現実

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人はだれしも「お金持ちになりたい」と思っている。

売り手市場資格の薬剤師。
その薬剤師同士の結婚は、みなさんが羨む理想の結婚ですが、現実はどうなのでしょう。

case1:薬剤師夫婦 ヒロシさん・マコさん(仮名)30代半ば

サラリーマンの平均年収が毎年下がる中、安定している人気資格を持つ薬剤師同士の結婚はどのくらい幸せなのでしょう?
夫婦の年収は合わせて1200万を超えるそうです。
「私達はお金持ちだと感じることはあまりありませんが、お金に困ること・お金で不安になることはなく適度な貯金はできています。子供は2人とも男の子で、やっぱり薬剤師になって欲しいので今から学費やその他の教育資金をと思い貯金しています。

私も主人も管理薬剤師をやっているの子育てがとても大変です。

薬剤師の仕事には安定的なイメージを持っていたので、専業主婦は考えていなかったです。だから、自分の仕事を理解してもらえる薬剤師同士の結婚のほうがよいなと思っていました。

30歳手前で結婚を意識し始めた頃、薬剤師会主催の勉強会で同じ薬剤師である主人と出会い、半年ぐらいで結婚が決まりました。

主人はすごくまじめで穏やかな人です。私は感情的なところがあるので、穏やかで落ち着いているところがお付合いしているころから魅力的でした。きっとそこに惹かれたんでしょうね。」(マコさん)

 

共稼ぎは子育てがとても大変

女性が正社員で働くことはとても大変です。マコさんは、それほど残業が多いわけではありませんが管理薬剤師なので責任をもって仕事をされているそうです。
「子供の病気・予防接種・学校行事など主人の協力がなければとても管理薬剤師はやっていけません。主人はいやな顔せず有給をとって子供の予防接種にも行ってくれます。これが幸せを感じられる大きなポイントなのかなって思っています。男性が子供の予防接種に連れて行ったりすることは恥ずかしいと思われる人もいるだろうし、周りの同僚にもイメージが悪くなるかもしれないのに、やってくれる主人には本当に感謝しています。」(マコさん)

そんなマコさんにも、やはり不安はあるそうです。
「心配なのはやはり子どもの教育です。
今住んでいる所は、主人の実家に近いところなのですが、学力の高い地域ではなく、学校が教育に熱心といった感じがありません。息子2人が薬剤師を目指して頑張ることができるのかなと心配になります。
主人はこの辺りに家を建てようと考えているようで、そうなると他の地域に移る事は難しくなります。それに、家を建てれば共稼ぎをやめることができなくなます。母親が仕事していることで、子供が愛情不足で道をはずしてしまったり、勉強するのがいやになって、将来薬剤師どころか大学も行かないなんて事になってしまったら…みたいなことを考えてしまうことがあります。
心配しすぎですかね(笑)」(マコさん)

そこまで考えなくても…と思ったりもしましたが、同じ子を持つ親としては、子どもの将来についてあれこれと考えてしまうのはよく分かります。

 

専業主婦の友達がうらやましく思うことも

マコさんも、働くママさんが一度は感じたことがあるであろう悩みを持っていました。
「仕事で疲れていると、子どものことでイラッとすることや子どもにあたってしまうことが時々あります。そんな時、専業主婦のお友達をみると心のどこかで羨ましいなと感じることもあります。仕事をやめたくないと言えばウソになりますが、子どもも結婚も仕事もマイホームも…全部を手に入れるというのはとても大変ですし、すごく難しいことですよね。」(マコさん)

 

「世帯年収が1200万を超えている」と聞くだけで羨ましいと思える家族ですが、お話を聞いてみると悩みはあまり変わらないんだなと感じました。
それでも、マコさんは幸せを感じています。そのポイントはやはり子育てに協力をしてくれる穏やかな性格のヒロシさんだと思います。子どもが高校生・大学生になれば、マコさんの悩みは違った悩みになるのでしょう。その時もきっとヒロシさんの協力で、マコさんは安心して薬剤師の仕事と家庭の両立をしていると思います。

 

ヒロシさん・マコさんご夫婦は、薬剤師同士の結婚でうまくいっているご夫婦だと思います。
独身薬剤師さんの参考になればと思います。

 

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